星　　- 希望の光　-


　　　天に美しく輝く星は、それを見つめる人々の心に静かな安堵や励ましなど影響を与えます。
　　　長い歴史の中で、どれだけの人々が夜空の星の光によって希望を与えられ励まされ
　　　たことでしょう。星には浄化された精神が安らげる暖かい宿りの場所なのです。

　　　生年月日の星の位置が、人の運命の方向性を示すというのが星占いという事は誰もが
　　　ご存じの事でしょう。昔から人々は、星の動きから色々な事を決めたり運命の流れを読んだり
　　　してきました。
　　　星回りが良くなって応援して貰える時や、逆に星が遠ざかってなかなか思うように行かない
　　　時もあります。しかし、星回りが良いといって、じっとしていても幸運が舞い込んでくると思ったら
　　　大間違いですし、星が遠のいたからといってツキに見放されたと絶望するのも間違いです。
　　　星回りが良いときは、それを充分活用する事が大切ですし、そういう時は動かなければ
　　　勿体ないです。

　　　人生はそれほど楽なものではなく、どちらかといえば苦しみの方が多いのではないでしょうか。
　　　それでも自ら動いた分だけ、努めた分だけ後に必ず成果が現れます。

　　　 占いは天気予報に似ています。例えば、天気予報で今日は雨になると知って外出せず家でじっと
　　　 してる人はいないでしょう。そういう天気の時は、傘を持って出かけますよね。また、雨漏りが
　　　生じたらいつまでも嘆いていないで原因となる個所を塞ぎ修理しますよね？占いも同じです。
　　　星が遠ざかっているからといって、星にふりまわされ自分がしなければならない事までも遠ざけて
　　　しまうのは馬鹿らしいと思います。星が遠ざかっていれば、それなりの対処方法は必ず在る筈なのです。
　　　当たる当たらない以前に、その対処法や解決策となるヒントを教えてくれるのが占いの役目なのではと
　　　思っています。